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涙そうそう
 名曲である。が、この曲を聴いて涙は出ない。小生、最近テレビのニュースやドラマを見て涙を流すことがあるが、恥ずかしながら「股旅もの」を聴いても時々涙が出るようになってきた。

 旅笠道中(藤田まこと・詩/東海林太郎・歌)

 (1) 夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ おいらの旅は
                   風のまにまに 吹き晒し
 (2) 風がかわれば おいらもかわる 仁義双六 丁半かけて
                   渡る世間の たよりなさ
 (3) 亭主持つなら 堅気をお持ち とかくやくざは 苦労の種よ
                   義理も人情も 旅の空

 寒い夜、世間に背を向けて旅をする孤独な男の姿を自分の姿に重ねて
合わせて思うから、なのか?それほど寂しい人生を送って来た訳でもないのに。むしろ小生の周りには、これまで沢山の友人と家族がいた。今でも。単なる郷愁、男一匹生きていく姿への憧れか?友人は冷たく言った。「歳たい!」。

 またある日女房が言った。「あなたが風呂で歌ってる歌は私の知らない(昔の)歌ばっかり」。その女房は今93歳の母に付き添って東京へ。娘と二人羽を伸ばしているが、それも今日で4日目。チョッピリ寂しくなってきた、ような・・・。


未分類 | 07:12:48 | Trackback(0) | Comments(9)
コメント
涙そうそうは、幼き頃を思いおこさせる火付けの音楽としていい曲です。幼いころ、どこでどのような生活をしたかで、人もつくられていくような気がする。旅傘道中に共感するものは少ないが、「母さんが夜なべをして手袋を編んでくれた」ような音楽に共鳴することは多い。金で買ってくれた上等の手袋より、何日もかけて編んでくれた愛が重いのかもしれない。いずれにしても、「そりゃー歳さ!」に違いはない。

大村空港に出向いて、ジョンキンスさんとと蘇我ひとみさんのような、抱擁を期待します。(密蜂ブン)
2006-12-05 火 13:17:56 | URL | 蜜蜂ブン [編集]
「涙の股旅もの」第2弾
 年寄りが一緒なので、長崎空港まで迎えに行こうと思っていたが、「到着が遅かけん来んでよか。バスで帰ってくるけん」だと。と言う訳で、蜜蜂ブンさん期待の「空港での抱擁」はナシ。

 駅のプラットホームで、他人をはばからず抱擁している若いカップルを見たことあるが、周りは皆しらけていた。日本人には似合わない。ましてや、もうすぐあの世からお迎えが来るかもしれない年寄りの抱擁など、考えただけでも。ジェンキンスさんと曽我さんは別。見ていて共感するところ大であった。

 奥ゆかしい日本人はストレートに愛情を表現しない。昔の人は、惚れている女房だって、その人の幸せの為に離縁したりしたのだ。
 しかし今は、ドライな高齢離婚の世の中。その原因はたいてい男にあるようだ。もしかしたら・・・?と考えると、怖い!!

  妻恋道中(昭和12年・藤田まさと作詞・同名の映画は高田浩吉が主演。だから歌も?)

(1)  好いた女房に 三下り半を 投げて長脇差(長ドス) 長の旅
         恨むまいぞえ 俺らのことは またの浮世で 逢うまでは

(2) 惚れていながら 惚れないそぶり それがやくざの 恋とやら
         二度と添うまい 街道がらす 阿呆 阿呆で 旅ぐらし

(3) 泣いてなるかと 心に誓や 誓う矢先に またほろり
         馬鹿を承知の 俺らの胸を 何故に泣かすか 今朝の風
    
2006-12-05 火 14:48:19 | URL | シュフ ノホマレ [編集]
愛唱歌に感激
「旅笠道中」と「妻恋道中」は、多分親や兄貴が口ずさんでいたり、股旅物の映画にも登場する関係か、子どもの頃から聞き慣れた歌で、カラオケが登場する前から我がレパートリーの中に入っていました。哀愁を帯びたメロディ(歌詞は多分理解できてなかったと思います)に我が姿を重ね合わせた頃が思い出されます。
「酒は涙かため息か」や「誰か故郷を思わざる」もいい歌ですね。それにしても「昔のウタは良かった」といっていたおふくろを思い出します。同じようなこと言っている私も古いやつでしょうか・・・。
思い入れの深い2曲が出てきたものですから、思わずコメントしています。そのうちに“ナツメロ大会”でもやりましょうか。先日の収穫祭では「番場の忠太郎」のリクエストもありましたが、氷川きよしの曲しかなくて、やむなく伴奏なし(台詞入り)で歌っていただきました。(彼方)
2006-12-05 火 22:32:45 | URL | 彼方 [編集]
上原 敏
私は、なぜか上原敏の歌はソラで歌えます♪

裏町人生、流転など大得意!!
父がずっと歌っていたからですが、父年配の方々とカラオケやスナックに行ってこういう歌を歌うと、私は皆さんのアイドルに変身!
「この歌は歌えるか」「これ歌って」ととんでもなく盛り上がります♪

もちろん、旅笠道中や妻恋道中も大好きで、
他の歌手だど「大利根月夜」なんかもよく歌います。

え?私はれっきとした昭和30年代の生まれです!戦前生まれではありませんよ(^^;)
2006-12-08 金 11:35:20 | URL | maki [編集]
「懐つメロバー・裏町人生」
 昭和30年代の生まれで「股旅演歌」が愛唱歌とは、嬉しい(小生は10年代生まれ)。上原敏という歌手の名前も今や知らない人が圧倒的に多いだろう。

 小生が小学生の頃、裏の映画館(親戚が経営)が客の呼び込みに歌を流していた。それはスピーカーから大音量で町中に流れた。今だったら騒音防止令条にひっかかる。そのレコードかけ(モチロン選曲も)の担当をよくさせられた(むしろすすんで)。毎日のように映画を見、歌を聴いた子供は当然、ませてこましゃくれた子供に育っていった。
 

 銅座に「裏町人生」というバーがあった(今もあるに違いない)。お店の隅にマイクスタンドがあり、お客はカラオケを注文するとそこに立ってニコニコと懐つメロを歌う。お酒の付き出しには必ず昔懐かしい駄菓子が出た。お店の飾りも昔風。貼ってあるポスターも4〜50年も前のものだ(少なくともデザインは。印刷は多分新しい?)。懐つメロ好きの先輩に仕事の帰りによく連れて行かれたものだ。何故か2〜3軒目に行くお店だった。

 ところで隙に任せてインターネットで調べてみると、なんと「流転」のB面が「旅笠道中」だった。2曲とも演歌歌手がアルバムのなかに今でも入れている、「名曲」だ。
2006-12-09 土 06:54:29 | URL | シュフ ノホマレ [編集]
『流行歌手たちの戦争』で上原敏につい、詳しく書かれています。庶民の息遣いを歌った上原敏のことがよくわかります。
2007-12-15 土 15:04:46 | URL | 演歌賛美 [編集]
「流行歌手たちの戦争」、出版社を教えて下さい。是非、読みたいので。
2007-12-16 日 04:55:30 | URL | シュフノホマレ(唐獅子牡丹) [編集]
『流行歌手たちの戦争」は光人社。戦争ものでは大手。
2007-12-17 月 18:13:09 | URL | 道中 [編集]
新刊
「日本流行歌変遷史」も菊池清麿氏が著者です。
2008-06-22 日 08:34:32 | URL | ハリスン [編集]
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