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21年度の長崎県環境保健研究センターの研究発表会が、2月5日出島交流会館で開かれた。これは、毎年開かれ長崎県の研究者たちが、その年の発表をするもので興味深い。
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今回は、特別講演で世界的に活躍されている松本慶蔵先生の、「長崎県における新型インフルエンザ」についての基調講演があり、そのあと食品とアレルギーに関する実態調査など、保険科、生活化学科、環境科、企画情報科から若い研究者の発表があって勉強になった。

日本のいたるところで、「イノシシ害に手を焼いている」と、TVなどで報告されているが、今年いただいた年賀状に、西彼町に居を構えた先輩から「イノシシとの共存は難しい」と書いてあった。ただこれだけの文言に怒りが伝わってくる。

この日の研究発表に、「日本脳炎は再び流行するかのか?」というのがあった。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスを病原体としたコガタアカイエカが媒介する感染症。蚊とブタで生態環を形成し、人は日本脳炎の終末宿主だそうだ。

感染し発症すると40℃以上の高熱がでて、頭痛、嘔吐、意識障害など重篤な症状が見られる。しかし、ここ20年来日本脳炎確認患者は10人以下で推移し、長崎県では2001年以降発症者は確認されていないそうだ。また、不慮の事故もありワクチンの積極的な勧奨が2005年から中断されている。

ここで、このやっかいなイノシシの急増が、気になる存在。ブタの代わりとして、中間宿主とする患者発生の可能性はないかという研究発表であった。
結論として、捕獲されたイノシシの53.1%が抗JEV-IgG陽性。10.4%が抗JEV-IgM陽性であった。(このくだり良く理解できないが)インシシはブタの飼育状況に関係なく、日本脳炎ウイルスの感染状況を示し、イノシシの生息域でも活発に日本脳炎ウイルスが活動していることが、確認されたという。

 この猪メ、作物をとって食うだけでなく、私たちの命を脅かす存在になる可能性があるというのだ。

コガタアカイエカは中国ヤベトナムから、偏西風や鳥によって、飛んでくると言われている。こんな蚊とイノシシ、本当に共存は難しい。(蜜蜂)

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【2010/02/08 22:35】 | 環境
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人間と猪の争い
唐獅子牡丹
 「猪垣」の昔から、猪は人間の敵(猪から見れば人間こそ憎っくき敵?)。元社員で畑を耕している人が数人いるが、みな猪に作物をやられ「猪の為に野菜を作っているようなものだ」と嘆いている。

 我が故里の市役所に猪の尻尾を持って行くと、5千円貰える。「猪鍋」で暖まったあと5千円とは「ウマイ話」だが、効果は左程無いらしい。

 よく行くゴルフ場で数年前、地元の猟友会に頼んで数頭の大きな猪をしとめた。人間の遊びの為に殺されるとは猪もたまらない。猪と人間の争いは、これからも永遠に続く?

 

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