世界陸上選手権大阪大会は男子マラソンに始まり、女子マラソンで幕を閉じた。
世界トップのアスリートが大阪に集い、熱戦を繰り広げた。世界最速の男は、女王は、空中を蝶のように舞う棒高跳びなど頂点を極めようと、芸術性の高い競技が展開された。
我がJAPANはメダルなしに終わるところ、最後の女子マラソンで、土佐 礼子選手がやってくれた。39km付近からずるずると遅れ始めたので、これまでかとあきらめかけたところ40km過ぎから驚異の粘りで追い上げ、前を行く3位の中国選手を抜き、そのまま競技場に入りゴール、銅メダルを獲得、北京行きの切符を手にした。早朝スタートの30度を越す気温という過酷な条件の中での熱走見事であった。
男子50km競歩では入賞圏内にあった山崎選手が、競技員の誘導ミスで棄権扱いになったのが残念であった。8位入賞で北京行きの可能性もあったので、救済措置がとられるのではないかと思っていたが、何もなしということになった。山崎選手には気の毒であったが、今後の選考会で成績を残し、北京への切符を手にして欲しい。
一生懸命頑張った結果ではあるが、今回は世界との差をまざまざと見せ付けられた大会であった。北京オリンピックまでまだまだ時間はあるJAPANの選手諸君の奮起に期待したい。(彼方)

